閲覧数人気ページランキング

話し方からも治せる

吃音 会話

 

吃音治療といえば、ぱっと思いつくのは何でしょうか?

 

私は呼吸法や発声訓練を最初にイメージしました。
実際にそれらによる治療はありますし、
私も腹式呼吸による改善法を実践しています。

 

しかし、意外なようですが吃音は話し方からも治せるのです。
ここでは話し方や会話による改善方法を紹介しましょう。

 

 

声を出そう

まずは、声を出すところからはじめましょう。

どもっていると、会話だけでなく声を出すこと自体におく病になり、
自由に声を出せなくなってしまう場合があります。

 

とにかく、意識して声を出す機会を作りましょう。

 

 

音読しよう

吃音 音読

声を出して本を読むのがおすすめです。
家にある絵本や小説、新聞などなんでもいいので
声を出して音読してみて下さい。
学生なら、国語の教科書を音読するのもいいでしょう。

 

誰に聞かせるわけでもなく自分一人で読むのですから、
緊張も不安なくのびのびと声が出せると思います。

 

その時に、読み聞かせをするような調子で
感情をこめたり強弱をつけて発声して下さい。
声を出すのが「楽しい」「心地良い」と感じませんか?

 

 

歌おう

吃音 歌う

また、カラオケというのも声を出す良い手段です。
一人で行って歌うのでも大丈夫ですが、家族や友達と行って
一緒に歌えば、より楽しさや面白さは増すと思います。

 

カラオケに行かずとも、自室で音楽を流して一緒に歌ったり
お風呂に入った時に歌うという簡単な方法もあります。
とにかく楽しんで声を出して、歌うことが重要なのです。

 

声を出すのは怖いことではありません。
不安に思うことも恐怖を感じることもないのです。

 

声を出すことにたいして消極的になってしまう気持ちを、
楽しんで声を出して積極的なものに変えていけば
どもりにかんする思いを前向きに変えられるでしょう。

 

 

普段の会話からトレーニング

毎日交わしている会話なども
どもりを改善するトレーニングになります。

 

トレーニングになる話し方のポイントをあげてみるので、
毎日の会話に取り入れて実践してみて下さい。

 

 

一言一言ゆっくりと話す

頭では分かっていても、実際に行うのは難しいものです。
あせらないで一言ずつ話せるように普段の会話から気をつけましょう。
ゆっくり息を吸って吐いてしてから話すと気分が落ち着きます。
先のページで紹介した腹式呼吸を利用するのもおすすめです。

 

意識しすぎない

「この言葉は言いにくい」「あの言葉を言う時はいつも噛んでしまう」など
前もって身構え、苦手に思わないようにしましょう。
意識しすぎると言葉が出なくなったり、余計に噛んでしまいます。

 

この「噛んでしまうかもしれない」と
意識して考える状態は予期不安と呼ばれています。

 

以前失敗したことをもう一度繰り返すのではないかと考え、
同じ状況におちいった時に強い不安や緊張を感じてしまうのです。
どもりを患ってない人はそんなことはまったく考えたりしないものです。

 

話す内容を想定しておく

挨拶などは前もって話すことがだいたい想像がつきます。
そういった場合はあらかじめ話す内容を頭の中で想定しておきます。

 

例をあげると、朝の挨拶なら・・・

 

 

「おはようございます、今日はいい天気ですね」

 

「おはようございます、今日もいい朝ですね」

 

「おはようございます、調子はどうですか」

 

・・・といった具合に話すことを決めて内容を考えていれば
とっさに声をかけられた時でも、どもらずに返事をすることができます。
イメージトレーニングの応用のような感じです。

 

別の表現を使う

どうしてもその言葉が言えない、口から出てこない、話せない・・・。
そんな時はもっと言いやすい別の表現や言葉に置き換えて発言しましょう。

 

それでも無理そうであれば、思い切って話題を変えてみましょう。
自分が気楽に話せる話題なら、言葉ももっとスムーズに出てきます。

 

これら四つのことを意識して、普段の話し方や会話に用いて下さい。
ただ話しているだけでも、どもりを軽減していくトレーニングになります。

 

 

どうしても発言できない場合は?

上では話し方による改善法を紹介しましたが、
それでも「話せない!」「無理」となってしまうことはあると思います。

 

吃音 前向き

そういった場合に、無理やりにでもちゃんと話そうとすれば
かえって言葉が口から出てこなくなってしまうでしょう。
もう話したくない、といった心情におちいるかもしれません。

 

そんな時はどもってもいいのです。
どもるのは恥ずかしいでしょうが、あえて開き直って下さい。
今は自分は病気だからどもるのも仕方ない、と割り切りましょう。

 

どもらずに話さなくてはいけない、と自分を追いつめるのは
逆の効果を及ぼし、どもりの度合いを深めてしまいます。

 

焦らずに、ゆっくりと。
これは話し方だけではなく、吃音治療全体において言えることです。


 

 

 

 

吃音改善