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緊張しいでもリラックスできる呼吸法とツボ押し

吃音を発症している人や
どもった経験がある人にはよく分かると思いますが
気をつけていても緊張すると、ついどもってしまうものです。

 

そうしてどもることにより、さらに緊張してしまい
また繰り返してどもってしまうという悪循環におちいります。
これは用心していてもなかなか防げるものではありません。
緊張は吃音を生んでしまう厄介なものなのです。

 

では、この緊張を解すことができれば・・・?

 

緊張を解すものといえばリラックスです、
リラックスは吃音の強い味方なのです!
ここでは、そのリラックスを味方につける方法をお教えしますね。

 

 

緊張が生み出すどもり

前の項でも話しましたが、吃音を患っている人や
どもりやすい自覚がある人は「どもること」に対し強い不安を持っています。

 

そんな不安から、「どもらずに話さないと」「ちゃんと話さないと」・・・と
いう気持ちを抱き、その気持ちが焦りや緊張を呼んでしまうのです。

 

緊張は人の体に無駄な力を生みだして、強張らせてしまいます。

 

普通の人の緊張

「緊張する」と言うことは多くの人が経験するものでしょう。
大勢の前で、初対面の相手と、目上の人と・・・こうした相手と話す場合、
緊張したり余計な力が入ってしまいぎこちなくなるのはよくあることです。

 

 

吃音の人の緊張

しかし吃音の人は必要以上に「ちゃんと話さなくては」
「しっかりしゃべらなくては」と考え、無理に言葉を出してしまい
腹や胸、喉や舌や唇に余分な力が入り、どもってしまうのです。

 

さらに緊張に、どもりの恐怖や不安が加わることによって
大勢の前や初対面など多くの人が緊張する場合だけでなく
日常的な会話においても緊張して、どもってしまいます。

 

たとえ相手が親しい存在である家族や友人であろうとも、
どもりの症状が出そうになると瞬間的に力んで余分な力が入ってしまい、
どもってしまう結果となるのです。

 

 

吃音を助けるリラックス法

緊張から生み出される吃音は、その緊張を解すことで解消できます。
緊張を解すためのリラックス法をお教えしますので、
ぜひ試してみてくださいね。

 

息を吐いてリラックス

以前の項で、腹式呼吸はリラックスを促すものだと説明しました。
そこでは腹式呼吸を使ったリラックス法を紹介しましたが、
ここではもっと手軽に行える、呼吸によるリラックス法を紹介しますね。


腹式呼吸の、お腹を使って横隔膜を上下させて呼吸すること

リラックスをもたらすと説明しました。
同じく、「息を吐きだすこと」でもリラックスはもたらされるのです。

 

リラックス

 

 

副交感神経と吃音のかかわり

同じく腹式呼吸の項で腹式呼吸が副交感神経を刺激することで
リラックスをもたらすと述べましたが、
息を吐きだすことでも副交感神経は刺激されるのです。
副交感神経はリラックスし体を休める働きを持っています。

 

交感神経と吃音のかかわり

対して息を吸うときに優位になる交感神経は
体を活発に行動させるときに働くものです。
交感神経は「闘争と逃走の神経」とも呼ばれており、これが働くとき
体は緊張して心臓の鼓動は早くなり、血圧が上がり呼吸も激しくなります。
つまり、興奮状態や緊張状態になるのです。

 

 

吃音を患っている人は、この交感神経が優位に働きがちなのです。

会話のとき、とくにそれが苦手な状況ならばなおさら、

呼吸が早くなり鼓動が早まり、緊張状態を生みだしてしまいます。

 

緊張を和らげるためには交感神経よりも、
リラックスをもたらす副交感神経の働きを活発にする必要があります。

 

緊張を解すために行う深呼吸でも、深く息を吸い込んで
早く息を吐きだしていては交感神経が優位となるので意味がありません。
息を吐きだすことに重きを置いた深呼吸こそが、緊張を和らげるのです。

 

では、ここで具体的な
「息を吐きだすこと」を目的とした深呼吸の方法を紹介しますね。

 

 

息を吐きだす呼吸法

 

ゆっくり息を吸い込む

4、5秒ほどかけてゆっくりと息を吸い込む。

 

息を吸い込んだときの倍の時間で息を吐きだす

息を吸い込んだときの倍である、8〜10秒ほどをかけて
ゆっくりと息を吐きだす。

 

息を吸って吐いてをくり返す

上記のようにゆっくり息を吸い、さらにゆっくりと吐くのを数回くり返す。

 

 

これだけの方法ですが、とっさのときに行うと
緊張を和らげて心を落ち着かせ、不安と恐怖を和らげるでしょう。

 

 

ポイントは、「息を吐きだす」ことを重視し、
ゆっくりと息を吐きだす呼吸を心がけることです。


深呼吸をする間がなくても、どもりそうになったら

「息をゆっくりと吐きだす」呼吸を意識してみましょう。

 

 

ツボを押してリラックス

ツボ押しを行うことでもリラックスはできます。
不安や緊張を緩和して
心を落ち着けるツボ押しで、リラックス状態を得ましょう。

 

 

労宮(ろうきゅう)

手の平の真ん中にあり、
指をにぎったときに中指の先が当たるあたりの場所にあるツボです。

ツボ

 

労宮には、親指で軽く押さえてマッサージのように揉んだり
ゆっくりと揉み解すことで気持ちを落ち着かせる効果が得られます。

 

 

労宮の押し方

 

反対の手の親指で5秒押して5秒離す

 

5秒押して5秒離すのを繰り返し5回ほど行う

 

友達や親しい相手に押してもらうと効果が増す

 

 

また、この労宮の周りにあるツボは手心(しゅうしん)と呼ばれ、
緊張したり動揺しているときはこの部分を指先で押さえると
心を落ち着かせる効果があります。

 

 

神門(しんもん)

神門は手首の横ジワの小指側の、少しくぼんだ部分にあるツボです。

ツボ

 

 

この神門には心を安定させる効果があります。
ストレスを感じたときに押すと、気持ちを落ち着けて和らげてくれます。

 

 

神門の押し方

 

親指を反対の手の神門に当て、残りの指で手首をつかむ

 

痛気持ちいい程度の強さで、30回を目安に押す

 

まず左手首のツボを押し、次に右手首のツボを押す

 

 

不眠にも効果があるツボなので
睡眠不足を解消することによっても心身ともにリラックスが得られるでしょう。

 

 

合谷(ごうこく)

合谷もまた、気持ちを落ち着ける効果の得られるツボです。
このツボを刺激することで落ち着き、平常心を取り戻すことができます。

 

場所は手の甲の、親指と人さし指の分かれ目のやや人差し指の方です。
ツボ

 

 

合谷の押し方

 

親指を合谷に当てる

 

気持ち良いと思える強さで、やや強めに押して揉む

 

両手それぞれのツボを30回程度押して揉む

 

 

労宮も神門も合谷も、手の平や甲、手首にあるので
どもってしまいそうになったときに押して、その効果を得る事ができます。

 

 

腹式呼吸や、上で紹介した息を吐くことに重点を置いた深呼吸と
合わせてツボ押しすると、よい高い効果を得られます。

 


 

 

 

 

吃音改善