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なぜ上手く話せないのか?〜どもる仕組み

吃音 悩み

 

ここまでで私のどもり経験と、
有効な改善法をいろいろ紹介してきました。

 

ここからは、
なぜ上手く話せないのか・・・?
その仕組みや状態を詳しく説明したいと思います。

 

自分を悩ませているものがどういった症状なのか、
よく知ることも治療には大切です。

 

 

吃音(どもり)の定義

「吃音(どもり)」というのは、ある一定の言葉が、
ある一定の場面でつまってしまって出てこない状態のことを指します。

 

吃音 難発

"どもり"も"吃音"も意味は同じであり、
「どもる状態」のことを「吃音」と言います。
「吃音症」はどもっている人のことを指しています。

 

そして、ある一定の言葉というのは誰でも同じなのではなく
人によって苦手に感じている言葉があるので、さまざまです。

 

ある一定の場面というのはたいていが「人前」なのですが、
この、人前ではつまってしまって言えなかった言葉が
一人になるとすらすらとスムーズに出る不思議な性質を持っています。

 

 

引き起こされる吃音

どもりは精神状態が引き起こす状態で、病気です。
これは、自分が悪いからだとか家族や友人が悪いからだとか
まわりの誰かが悪いとかではありません、誰も悪くないのです。

 

もちろん身体障害とは違いますし、
精神障害というわけでもありません。

 

簡単に説明すると、
どもりは下のような段階や条件を経て発生します。

 

 

身体の影響が言葉になって表れる、持って生まれた資質

 

生まれてすぐに身についた、吃音を患いやすい性格

 

発症のきっかけとなる恐怖やストレスなどの要因

 

すべての人がそうだとは言えませんが、

 

1と2をあわせ持っている人が、
さらに3の経験をすることでどもりを発症するケースが多いようです。

 

どもりの原因については、この後のページで詳しく説明していきます。

 

 

どもる仕組み

冒頭でどもりのことを「自覚したり指摘されてはじめてかかる病気」と
言いましたが、これはどんなにどもっていたり言葉につまっても
本人がそうだと自覚したり、または他人に指摘されない限りは
吃音者にはならないからなのです。

 

 

どもりのメカニズム

ただ、自覚したり指摘されてどもりのことを意識しはじめると
「どもり」「どもっている自分」を認めて、吃音者になるのです。

そして、どもることに不安や恐怖、ストレスを感じていき、
吃音者としての立場が確立されてしまいます。

 

吃音 難発

これは、繰り返すことで精神的にも肉体的にも
どもりの度合いを深めていってしまいます。

 

言葉を発するための器官がどもりに対応して発達し、
発語の際にどもることを意識してしまったり、
とっさにどもってしまうことを考え、
会話の時に身構えたり不安に思ってしまうようになるのです。

 

 

無自覚に吃音を発症

 

自覚することで吃音者になる

 

不安や恐怖を感じ、吃音が固定化する

 

繰り返すことで重度になっていく

 

分かりやすく段階で説明すれば、上のような感じです。

 

 

どもりの恐ろしさ

また、どもることの本当の恐ろしさは上手く話せないことではなく、
上手く話せないことに対して深く悩むところにあります。
「どうしてちゃんと話せないのか」「自分だけが変なのか」と
悩み続け、その悩みや不安がどもりを深刻にしていきます。

 

私もどもりを患っていた間は、
上手く話せない自分が恥ずかしくて辛くて、ずい分と悩んだものです。

 

吃音者は自分自身でその度合いを深め、どもりを固定化していくのです。

 

 

 

 

吃音改善

 

 

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