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周囲とのコミュニケーションの取り方

吃音 コミュニケーション

 

どもるのを気にして恥ずかしがれば、
「言葉」を発することにためらいが出てきてしまいます。

 

吃音 悩み

私もそうでした。
どもってしまうのが恥ずかしく、
元々の内気で引っ込み思案の性格とあいまって
当時は家族や仲の良い友人以外と話すのをさけていました。
会話の中でどもってしまうのが
恥ずかしくて嫌だったのです。

 

その結果として、
当時は親しい友人以外と話すことは滅多にありませんでした。
からかわれるのも怖くて、特に異性・・・男子とは
必要最低限のことしか話せなくなっていました。

 

しかしこれでは誤解を招くばかりですし、
クラスでも学校でもコミュニケーションが取れません
社会人であれば話すことをさける、という行動自体取れないでしょう。

 

周囲とのコミュニケーションの取り方は、
一体どのようにすればいいのでしょうか?

 

 

Answer1. 吃音のことをまわりと話す

恥ずかしがるのを止める、ということは難しいでしょう。
しかし人と共有することで薄れさせることはできます。

 

では、どうやって恥ずかしさを共有するのかというと、
どもりについてまわりの人と話すのです。

 

ただ悩み相談やぐち、世間話のように気軽に話してみて下さい。

 

どもりのコミュニティやサークル

一番話しやすいのは、同じくどもりを患っている人たちです。
前にも話しましたが、どもりのコミュニティやサークルに入って
同じ症状で悩む仲間と知り合うのは大事なことです。

 

吃音 悩み

「今日こんな風にどもって恥ずかしかった」
「上手く話せないで困った」というようなことを人に話せれば
恥ずかしい気持ちを相手と共有することができ、
軽くすることができます。

 

特に同じどもりの人なら「それ、分かるよ!」
「私も同じだよ!」と共感を得られるでしょう。

 

共感を得ることで、さらに恥ずかしい気持ちは薄くなっていきます。

 

家族

吃音 悩み

コミュニティやサークルで、
同じ症状の仲間を見つけていなくても、
あなたには家族、という話相手がいるはずです。

 

家族に自分が吃音だと告げるのは勇気がいることですが、
同時にとても重要なのです。

 

治療の手助けを行ってくれるのはもちろんですが、
身近に自分を理解して受け入れてくれる相手がいるというのは
それだけで不安や恐怖を軽くしてくれます。

 

家族はあなたと同じ症状を患っていないかもしれません、
それでもあなたの身近で親身になって思ってくれる一番の理解者です。

 

「今日こんなことがあって、恥ずかしかったよ」と話せば、
きっとていねいに話を聞いて、心から共感してくれるでしょう。

 

「それは恥ずかしかったね」「大丈夫、次の機会があるよ」と、
そんな風に家族と吃音について話せるのは
あなたの恥ずかしい気持ちを軽くさせ、
どもっても大丈夫だと思わせてくれる大切なものです。

 

 

Answer2. 話す雰囲気に慣れる

あがり症とどもりの関係は、先のページで話しました。

 

 

あがり症がどもりを生じさせる

私もそうなのですが、どもりを発症する人には
あがりやすく緊張しやすい性質の人が多いと言われています。
そして、そういう人は会話する時
常にあがって、緊張している状態である可能性が高いのです。

 

このあがるのと緊張するのを軽減するためには
精神的な訓練と、話すことへの慣れが必要になってきます。

 

どもりを発症している人は、ただ普通に人と話す時にすでに
過度に緊張した状態であせっているのです。

 

緊張やあせりはどもりを引き起こし、
どもるからさらに緊張して、話す機会を減らそうとしてしまいます。
それでは話すことに慣れる機会も減ってしまいます。

 

 

話す事に慣れよう

吃音 悩み

逆に、話す機会を増やしてみましょう。
これは訓練なのだ、練習なのだと割りきって
いろいろな相手と会話してみましょう。
親しい相手以外と話すのは緊張するでしょうが、
いい訓練になります。

 

例えば、学校で普段話さないクラスメイトに、
声をかけてみましょう。
席が近かったり同じ係をやっている相手だと話しかけやすいと思います。
今日の天気のことや宿題のこと、先生のこと、
話題のテレビ番組など、みんなが共感できる話題がおすすめです。

 

私のケース

私もどもりで悩んでいた頃、なんとか人と話すのに慣れたいと
思って席の近いクラスメイトに話しかけました。
声をかける時は緊張しましたし短い会話でしたが、宿題のことや
授業の内容のことなら、どもりつつも話すことができました。

 

吃音 悩み

買い物に入ったお店で、店員さんに商品について訊ねてみるのも
知らない相手と話す良い訓練になります。

 

サークルやクラブなど共通の趣味を持つ人たちが集まる場所に
加わって、まわりの人たちに声をかけるのもいいでしょう。
「共通の趣味」という大きな話題があるので、それを
きっかけにして話をほかにも広げてみましょう。

 

回数をこなそう

回数をこなせば苦手意識も薄れると思いますし、
何より、どもることへの不安と恐怖心を軽減できるのです。

 

どもっているのでコミュニケーションの機会を減らすのではなく、
どもっているからこそコミュニケーションを積極的に取りましょう。

 

孤独はどもりの状態を重くしていきます。
積極的に人と話し、社会とつながって活動的に生活することが重要です。


 

 

 

 

吃音改善