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幼児の吃音を治す

吃音 幼児

 

前のページでは子どものどもりの
なりたちや、大人のものとの違いを説明しました。
幼児のそれは大人よりも治しやすいと紹介しましたが、
その幼児の吃音を治すにはどうすればいいのでしょう。

 

ここでは子どものどもりの治し方をお教えしますね。

 

 

一時性吃音

2、3歳の子どもに見られるもので、覚えたての言葉を
使って上手く話せずにどもってしまうどもりを
一時性吃音」と呼びます。

 

吃音 幼児

子どものどもりの多くが、この一時吃音なのです。
一時性吃音を発症する子どもは多く、
全体の10%〜30%の子どもが発症すると言われています。

 

発語が早く、よく喋る子に多く見られる症状であり、
言葉が遅かったり無口な性質の子どもには、
あまり見られません。

 

一時性吃音は成長とともに言葉をしっかり話せるようになれば
勝手に改善され、治まっていく場合が多いです。
これも子どものどもりが治りやすいと言われる理由ですね。

 

しかしここでどもりをしかったり、「もう一度」と言い直させたり
どもっていることを指摘したりするのは、
改善にとって逆効果なのです。

 

子どもはあせってしまい余計にどもったり、
どもりを自覚することで治りにくくなってしまいます

 

 

幼児の吃音を治す方法

では、一体どうすればいいのでしょうか。
具体的な子どものどもりの治療法を紹介します。

 

 

最後まで話を聞く

どもっていて何を話しているのかよく分からなくても
最後まで子どもの話を聞きましょう。

 

途中で話をさえぎられたり、もう一度と
聞き直されるのは子どもにとってストレスとなったり、
どもりの度合いを深めていってしまいます。

 

 

正しい言葉で返事をする

話を聞き終えたら、どもりを指摘するのではなく
正しい発音や発語でゆっくりと返事をしましょう。

 

正しい発語を聞いていれば、子どもは
自然にそれを習得して話すようになるからです。

 

 

「上手く話せたね」は禁止

どもらずに話せても「今回は上手く言えたね」
「上手に話せたね」などとほめないようにしましょう。
いつもの話し方はだめなのだろうか? と子どもを混乱させてしまい
どもりの自覚を促すことにつながるからです。

 

 

ゆっくり話す

大人の改善法としてもすでに紹介していますが、
一言一言をはっきり発音するようにゆっくりと話す話し方は
子どもの改善法としても有効です。

 

 

メトロノーム法

吃音 幼児

大人にも有効ですが、
子どもには特に効果があります。

メトロノームを使用する治療法で、
メトロノームがリズムを刻む音に合わせ発声します。
合わせて声を出すことでゆっくりと、
一定のリズムで発声できます。

 

連発の「ここここんにちは」、伸発の「こーーーんにちは」という発声も
メトロノームのリズムに合わせることで
「こ・ん・に・ち・は」とゆっくり一定のリズムで発声できるのです。
これを繰り返して行うことで、少しずつどもりが改善されます。

 

 

治し方のポイント

治し方はいろいろありますが

 

子どものどもりを治すのには大人も焦らずに相手の話を聞き、
つき合ってゆっくりと、正しい言葉を話すことが大切です。

 

また、厳しすぎるしつけを行っているのなら
改めて、それについて考えましょう。

 

知らず知らずのうちに子どもの心に負担を負わせ、
どもりを発症させたり症状を重くしているかもしれません。


 

 

 

 

吃音改善

 

 

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